“3色コーディネートの基本は…”
イマイチお洒落に見えない、また全体的にまとまりがない…とコーディネートの時に感じた方は色の使い方が原因なのかもしれません。
ファッションは3色までにまとめると良いと言われていて、この3色ルールを守るだけで格段とセンスもアップしますし、まとまりも見えてきます。
ではどのような3色を選べば良いのでしょうか?
今回はそんな”ファッションは3色まで”についてまとめてみました。
なぜファッションは3色までなのか?
ファッションは基本的にたくさんの色を使用すると、コーディネートの上級者ではないかぎり統一感が無くなり、ダサく見えてしまいます。かと言って1色や2色でまとめるのも良いのですが、カラーが少なすぎると地味な印象になってしまうこともあります。
つまり3色が多くもなく少なくもなく一番よいバランスになるということです。
3色の役割カラーは?
3色コーディネートの基本はベース・アソート・アクセントという3つの役割カラーになります。
ベースカラー
ベースはファッションの土台となる色で、コーディネートを見たときに一番印象に残る色になります。またベースの色は派手な色よりもモノトーンにする事により全体のバランスが保たれますし、コーディネートしやすくなります。
モノトーンカラーとは黒やグレー・白などの色で、この色合いを入れることで安定感が出てまとまりやすくもなります。
また、モノトーンのアイテムはいくつか持っておくことで、着まわしもできるので便利です。例えばベースの色を黒のジャケットと決めたら、それに合わせて後の2色はチョイスしやすくなります。
ですが、原色を2色選ぶとうるさい印象になってしまうので、そこは注意が必要です。
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アソートカラー
アソートとはベースを引き立てる役割がある補助色になり、全体の20%〜30%くらいが好ましいでしょう。
アソートは色の明るさになるトーンを揃えることで、おしゃれな3色を完成させてくる必要なカラーでもあります。例えば黒と一言で言ってもマットな黒もありますし、色味を抑えた灰色に近い色の事を指す場合もあります。
その際に全体のトーンを揃えた組み合わせを選べば、それだけでもおしゃれな感じを演出できます。
アクセントカラー
アクセントはファッションに変化を持たせる役割があり、ポイントカラーとなります。
反対色を取り入れるようにすると、メリハリが出てこなれ感がアップします。差し色的な役割で取り入れる事が多いですね。
選ぶ色は赤や黄・緑などの原色が好ましいとされています。
ネイビーをベースにしている場合には、赤をアクセントにすることで、メリハリがあるコーディネートにすることができ、こなれ感も演出できます。
また、全体的にモノトーンで揃えインナーだけ明るめのシャツにするとか、
同系色の中に一点差し色で明るめの色を取り入れるなど、
アクセントは全体的のワンポイントとして取り入れればおしゃれにまとまります。ですが、ファッションセンスとテクニックも必要とされますので、徐々に挑戦してみてはいかがでしょうか?
どのくらいの割合が良い?
では、各々をどのくらいコーディネートに取り入れればよいのでしょうか?
このベース・アソート・アクセントの3つの黄金比は6対3対1になります。この比率になるように意識するとコーディネートしやすく最も良い印象を与えると言われてます。
3色コーディネートでは使っては駄目な色は無いのですが、色の配分や全体のトーンなどを配慮してカラー選びをする必要があります。またチェック柄やストライプ柄・ドット柄などの柄物はできるだけ控えた方が無難でしょう。柄数が増えるにつれて色の数も増えてしまうことになり、煩わしい印象になってしまいます。
今まで何となく「コーディネートが決まらなかったな…」と感じた方は、3色までのファッションにするのを意識してみてはいかがでしょうか?
今回も最後までご覧いただき有難うございました。