「ファッションの流行は繰り返す」から考察すると今季のトレンドは?

“また20年前といえば、蛯原友里こと…”

ファッションの流行(トレンド)は毎年変わります。

メンズファッションでもレディースファッションでも関係なく、どの分野においてもトレンドは時代と共に移り変わり、その時々の表情を魅せて楽しませてくれます。

そんなファッションのトレンドですが、「ファッションは20年周期で流行を繰り返す」とも言われてます。

親世代が学生の頃流行ったファッションが、自分の子供が思春期になった時にまた流行ってるとかなどはあるあるですよね。

ではなぜこのような事が起きるのでしょうか?

今回はそんな”ファッションの流行は繰り返す”と最近のトレンドをまとめてみました。

レディースファッションの移り変わりは早い!

ファッショントレンドの流れはとても早いです。特にレディースの流行の移り変わりは目まぐるしく、近年では季節ごとにトレンドのアイテムが変わる事もしばしばありますよね。

一見すると同じように見えるスカートやデニムパンツ等も、季節や時代によって微妙にデザインが変わっていき、名称までも変わってきます。

例えば以前人気を博したガウチョパンツ(死語?)とワイドパンツの違いってわかりますか?正解は単純に丈の長さが違うだけなのです。のようにちょっとした事で名称まで変わってしまうのです。

ガウチョパンツ

今でも(2022年現在)ワイドパンツならまだ通用しますが、ガウチョパンツは通うじない人もいるでしょう。あんなに流行っていたのに…

そのくらいレディーストレンドの移り変わりは早いという事です。

メンズファッションの流行は?

ではメンズファッションはどうでしょうか?

確実に言えるのはレディースファッションよりかは流行の流れは鈍化します。というかむしろレディースで流行ったトレンドが数期遅れでメンズにも流行る傾向にあります。現在のトレンドでもあるオーバーサイズを見てみればわかると思いますが、レディースでは2016年頃からワイドパンツは世間一般で流行ってました。

あなたの周りを見渡してもわかると思いますが、圧倒的に女性の方がお洒落じゃないですか?

ですがその鈍化さを上手く活用すれば、現在レディースで流行ってるファッションをいち早く取り入れ、メンズ化できれば最先端のメンズファッションコーデを作り上げる事も可能という訳です。

もちろん全てがという訳ではないので参考までに。。。

なぜファッションの流行は繰り返すのか?

頻繁に入れ替わる最新のトレンドファッション、実はその流行は繰り返す傾向があります。

一昔前に大流行したアイテムが急に最新のトレンドアイテムとして再ブレイクする事は決して珍しいことではなく、一度時代遅れとネガティブな評価をされてしまったトレンドアイテムでも、また流行が繰り返す事で将来的にお洒落な最新デザインとして再評価されることは多々あります。そんなトレンドを抑えたアイテムが現代ではスタイリッシュな物として受け入れられるのです。

オーバーサイズアウター

ではなぜファッションは繰り返すのでしょうか?

それには諸説ありますが、

感受性が最も高い15歳前後の思春期の人間が、仮にファッションデザイナーを目指したとして、大体その20年後の35才前後に影響力を及ぼす力のあるポジションにいることが多く、自分が思春期の頃に影響を受けたファッション性をプッシュすることになるので、結果として20年前のファッションがまた流行っているような感じになる。

繰り返す理由は様々考察されているものの、特に良く言われているのは、思春期から成人するまでの柔軟な感性で色々なものを吸収してきた人たちが、20年ほど経った頃、業界を引っ張る存在に成長している…という説です。

のように20年周期で繰り返すファッショントレンドは、感受性の高かった頃を「再現したい!」という気持ちの表れがある傾向になるようです。

今後流行るファッションは?

上記でも記したようにレディースファッションのトレンドの移り変わりはとても早いです。以前はオーバーサイズがトレンドだっただけに、今後はコンパクトな着こなしが流行るのでは?とも言われてます。

ローライズのタイトなパンツに短めのTシャツでヘソ出しルックや、ブーツカットのデニムに厚底スニーカーなど。

また20年前といえば、蛯原友里こと”エビちゃん”が大ブームで、いわゆる”赤文字系雑誌”が全盛期の頃でした。この頃は「JJファッション」や「エビちゃんOLファッション」と言われてたコンサバが大流行した時期でもありました。

赤文字系雑誌

ラフでありリラックス感があるオーバーサイズが主流でもある現代で、その真逆ともいえるOLコンサバファッションは今後流行る可能性もあるでしょう。

今から注目してみててはどうでしょうか?

今回も最後までご覧いただき有難うございました。