“野暮ったい感はありますが、そこはスニーカーの軽快さが…”
近年ではタウンユースにも定着した感のある厚底スニーカー。
機能性を重視したスポーツタイプからデザイン性を求めたファッションブランドのアイテムまで様々。それぞれが異なる進化を遂げて新たにアップデートし続けているのもその特徴です。
今回はそんな厚底スニーカーについてまとめてみました。
厚底スニーカーは何センチから?
いわゆる”厚底”に明確な定義はありませんが、メンズ・レディースそれぞれに展開されている厚底スニーカーは、通常ソールの高さが5センチ以上を厚底と呼ぶ場合が多いです。
ちなみに海外ではこの種の厚底を『チャンキー(分厚い・どっしりとした)ソール』や『オーバーサイズドプラットフォーム』とも呼び、以前流行ったダッドスニーカーもこれに含まれます。
厚底スニーカーを大人が履きこなすには?
大人が厚底スニーカーをコーデに取り入れるなら、悪目立ちしないように厚底を機能させることが重要です。派手なカラーリングやふざけたデザインのスニーカーは避けるべき。
ソールの高さは5センチから8センチまでの歩きやすさいタイプがおすすめ。10センチ以上のソールは悪め立ちするうえ大人っぽさが損なわれるので選ばない方がベター。
大人が厚底スニーカー履きこなすにはシンプルなデザインが最適ですが、たまには難易度の高い派手なカラーリングの厚底スニーカーに挑戦してみたい場合もあるはず。
そんなときは、ハズしとして成立させてみてはいかがでしょうか?
足元以外を同系色でまとめ、差し色として厚底スニーカーを投入する。そんな着こなしも時にはおすすめです。
厚底スニーカーは『デザイン性』と『機能性』で選ぶ
厚底スニーカーは大きく分けて「デザイン性を重視したタイプ」か「機能性を重視したタイプ」かに分けられます。どのタイプかによって、着こなしのテイストが変わります。
デザイン性を重視したタイプ
デザインを重視したいわゆる「ファッション系厚底スニーカー」は、見た目の良さを重要視しているので、普段のカジュアルコーデに変化が欲しい時などに使えるスニーカーです。ただファッション系の厚底スニーカーは、タイプによっては重さがあるため長時間履き続けると疲れやすいという難点もあるようです。またそれだけではなく、重みがあるためにソールの減りも早いという意見もあるようです。
機能性を重視したタイプ
そして機能性を重視した「パフォーマンス系厚底スニーカー」は、スポーティなデザインが豊富。ジャージー素材やポリエステル系のシャカシャカパンツと好相性でスポーツミックス、アスレジャーの着こなしに最適です。
こちらは機能性を重視しているため、疲れにくく歩行をサポートしてくれるため、日常使いにもおすすめです。
厚底スニーカーの履きこなしコーデ
シンプルブラックの上下にカジュアルなボア付きジージャンを組み合わせたコーデ。足元をオールホワイトの厚底スニーカーでバランスを取りつつもアップデートした履きこなし。組み合わせがシンプルなので参考にしやすいコーデです。
グレー、オフホワイト、ホワイトのワントーンでまとめた着こなし。統一感がある中でも厚底スニーカーにする事で都会的なコーデに。
厚底スニーカーでコーデをアップデート
スニーカーコーデをワンランクアップするためにオススメなのが今回紹介した厚底スニーカーです。
少し野暮ったい感はありますが、そこはスニーカーの軽快さがカバーしてくれるので、着こなしに加えるのは然程難しい訳でもありません。基本はシンプルなオールホワイトを通常のカジュアルコーデに取り入れたり、派手なカラーリングを1点の差し色で取り入れたりするのがおすすめです。
是非メンズでも厚底スニーカーコーデに挑戦してみてはいかがでしょうか?
今回も最後までご覧いただき有難うございました。