ポロシャツをどう着こなす?
カジュアルなイメージもありますが、フォーマルなビジネススタイルでの活用も多く見受けられるポロシャツ。
今回はそんなポロシャツについてまとめてみました。
ポロシャツの始まりは?
ポロ競技(馬に乗りT字形のスティックで木製のボールを相手ゴールに入れる競技)で着られたことに由来する。1920~30年頃、テニスプレイヤーが着ていたポロシャツが一般にも広まっていった。
ただし、このシャツは元々フランスでテニス用シャツとして考案されたもので、海外では「テニスシャツ」とも呼ばれる。
そんなポロシャツを世界的に有名にしたのが、”ルネ・ラコステ”氏
今のポロシャツの原型ともなったポロシャツの代表的なブランド『ラコステ』の創設者です。
ポロシャツの特徴
ポロシャツはTシャツよりフォーマル寄りだがシャツよりカジュアル的な要素がありますので、様々なシーンに活用できるのがその特徴のひとつです。
例えば、
デニムを取り入れてよりカジュアルなコーデに取り入れたり、
シックな色合いでスラックスに合わせればフォーマルにも成りえます。このように色や素材に変化を足せば、コーデの幅を広げられるのも嬉しいですよね。
ポロシャツの代表的な素材
そのアイテムとしてはカジュアルでもビジネスでも活用できますが、素材によってはカジュアル過ぎてビジネスシーンには不向きな素材もあります。
ポロシャツの代表的な素材は以下の3つ
・鹿の子編み(かのこあみ)
ポロシャツで1番よく使用される素材。ニットの編み方の一つで、表面に凹凸ができてるのが特徴。
鹿の子の背中の柄から取って、鹿の子と名づけられました。表編みと裏編みを交互にすることによって、鹿の子編みができます。
伸縮性がありますが横方向の伸びは少ないため型崩れしにくい作りになっている。肌への設置面積が少ないため通気性がよくムレないので夏に最適な素材です。
・ニット(サマーニット)
ここで言うニットとはサマーニットと呼ばれてる種類のニットです。
ニットといえば暖かくてモコっとしてるイメージですが、サマーニットはその逆で編み目が荒く通気性、吸水性に特化した作りになっております。
綿や麻で作られてるものが多く、またその両方を使用している物もある。少しカジュアル的な要素がありますので、ビジネスシーンに取り入れるのであれば落ち着いた色合いが好ましい。
・パイル織物
肌触りが良く吸水性に優れているのが特徴。よくタオルの素材としても用いられます。
パイル織物でもコーデュロイやベルベットは、冬用のジャケット素材としても用いられます。それだけではなく、タオル地を服にすることもあります。タオル地は吸湿性もいいので、ベビー服やバスローブによく用いられますが、スエットスーツも裏側はパイル地になっています。パイル地にすることで、スポーツで汗をかいても程よく吸収し、快適に過ごせます。
サマーニットより、よりカジュアル感がありますのでオフのコーデには良いがビジネスシーンには不向きな素材。
ポロシャツおすすめブランド
PRADA(プラダ)
プラダの代表的なポロシャツ。さりげなく入った『PRADA』のロゴでブランドを演出。シンプルなので、オンオフどちらでも活用できる。
LANVIN(ランバン)
ベッカムが好んで着ている事でも有名なランバンのポロシャツ。
MISSONI(ミッソーニ)
斬新な色使いで有名なイタリアブランドのミッソーニ。幾何学な模様が目を引く珍しいデザインのポロシャツ。
ファッショニスタがポロシャツを着たら
大人ファッションの手本になるニック・ウォースターのポロシャツコーデ。白ポロとピンクのパンツで爽やかな色合いだが、ニックの怪しげな雰囲気とのギャップがまたカッコイイ。
こちらはファストファッションのポロシャツだがベッカムが着ればそんな感じには見えない。自分を知ってサイズやコーデに注意すればファストファッションブランドでもカッコよく着こなせる。
ピッティでは常連のアレッサンドロ・スクアルツィのポロシャツコーデ。深みのある色合いのボーダーポロが白パンと◎
『ポロシャツコーデ』・まとめ
ポロシャツはカジュアルでもビジネスシーンでも活躍する便利なアイテムです。そのシーンに合わせて素材やカラーを選べば様々なコーデに活用できます。
今季一枚は持ってる事をオススメします。
今回も最後までご覧いただき有難うございました。