“清潔かどうかではなく、清潔そうに…”
たくさんの人が行き交う駅前や街中では、多種多様なファッションに身を包んだ方とすれ違います。着ているものを見ると何となく趣味嗜好やアイデンティティーが見えてくることも。
最近ではSNSなどで、お洒落で個性的なファッションを発信している芸能人やインフルエンサーなどを見かけ参考にしている方もいるのではないでしょうか?
そんな中、老若男女でどんなジャンルの人にでも求められるのが”清潔感”のあるファッションです。
今回はそんな清潔感のあるファッションについてまとめてみました。
日本人のファッションの原点
日本では長い間和装の文化が一般的でした。時代劇などを見ると分かるように庶民でも着物を着て普段の生活を送っていました。
戦時中は動きやすいモンペなどが標準服として着られていました。戦争の頃のおかっぱ頭にもんぺ姿は、アニメや映画などで印象に残っている方もいるかもしれません。
今考えると真似できないと思ってしまいますが、洋服の歴史は浅く日本人が初めて洋服を着たのは明治時代と言われています。その頃はまだ庶民には浸透しておらず、皇室、軍隊や警察などの制服から始まり、それから徐々に認知されていき、大正時代の終わり頃から昭和にかけてスカートが女性の間で広まっていったのもこの時代です。
戦後は手作りの洋服が見られるようになり、時代ごとに当時の海外ブランドやアーティストなどのスタイルが流行して現在のように普及していきました。
現在では一部の方の間でしか着られない着物ですが、和装が日本人のファッションの原点でしょう。
現代では清潔感が重視
最近のファッションではライフスタイルに合わせて、自由に楽しむ方が増えてきました。
ファストファッションが入ってきて、日本でも手の届きやすい価格帯の洋服がたくさん販売されているので、安価で洋服が購入できるため気軽に流行りのアイテムを取り入れたり、その時々の気分で楽しめます。
そんなさまざまなスタイルがある中で、幅広い年齢層の方に受け入れられてるのは、清潔感のあるファッションです。
人は見た目で印象が決まるなどと言われることがありますが、見た目で判断されてしまうことがあるのは事実でしょう。
では清潔感のあるファッションとはどういったものなのでしょうか?
清潔感のあるファッションとは?
清潔感のある服装をもっとわかりやすく言えば「清潔そうにしている人のファッション」の事を指してます。
例えば、シャワーを浴びて心身的に綺麗になってたとしても、シワシワのシャツでくたびれた鞄、汚れた靴を履いて髪もボサボサだったら全く清潔感を感じられませんよね?たとえ体を洗った直後で本当に清潔だったとしても…
それよりかは、たとえシャワーを浴びてなくてもパリッとしたワイシャツにちゃんと手入れされてる鞄と靴、しっかりとセットされたヘアースタイルの方が清潔感のあるファッションんをしている人と認識されます。(まぁシャワー浴びてないのは問題ですが極論としてなのでご理解下さい)
また、洋服は消耗品なので、お気に入りの洋服を長年着用して毛玉ができていたり、穴が空いているものを着ているのも清潔感からは離れてしまいます。大切にすることは素晴らしいのですが、十分着用して生地が傷んできたら取り替えることをおすすめします。
このように本当に清潔かどうかではなく、清潔そうにしている人のファッションの事を”清潔感があるファッション”と世間では呼ばれてます。
良い意味でも悪い意味でも服装は自分では気づかないうちに相手に印象付けています。今の服装に飽きてしまった方やどんな格好をしたら良いのかわからないといった方は、清潔感のあるファッションを意識して取り入れてみてはいかがでしょうか?
今回も最後までご覧いただき有難うございました。