“ファッショニスタたちがこのようなマフラーの巻き方を…”
防寒対策にもなりファッション小物としても活躍する冬のアイテム、マフラー
デザインや素材も色々あり、寒い日に巻いたりその時のコーデにアクセントをプラスしたりする時に巻いたりと用途も様々です。
またマフラーは巻き方次第で表情を変える事も可能。最近ではピッティ巻きやニューヨーク巻きなんて巻き方もあります。
どんな巻き方なんでしょうか?
今回はマフラーの巻き方についてまとめてみました。
1・一周巻き
最もスタンダードな巻き方。
首回りにただ一周させただけのシンプルでとても簡単な巻き方です。
長さを調節し、のど元を広く開けたりする事も可能です。また長さがあるマフラーなら二周巻いて首元にボリュームを出す事もできます。
2・ワンループ巻き
こちらもスタンダードな巻き方のひとつ。
ふたつ折りにしたマフラーのループ側に、もう片方の端を通すだけの手軽で簡単な巻き方です。
長さを調整して端を広げたりしてちょっとしたアレンジを加えても◎、マフラーが首元をしっかり覆ってるので簡単な防寒対策にもなります。
3・垂らし
「マフラーの巻き方?」と言うと少し表現が違うような感じもします。
巻かないで首元にかけて垂らすだけ。長すぎるマフラーだと足元まで垂れてしまうので不向き。
さほど厚みがないマフラーならジャケットにインする着こなしも◎
また、画像のように1回結んで垂らした、垂らし方もあります。
1周巻きと少し似てますが、こちらの方がボリュームを抑えられスタイリッシュ。
4・プレーンノット巻き
“ネクタイ巻き”とも呼ばれてるようにネクタイのシングル結びと同じように結んだ巻き方。
首元が開くので防寒には弱いがエレガントな首元を演出できる。
マフラーの巻き方は多々ありこの巻き方は数年前に流行りましたが、2021年現在この巻き方はトレンドの巻き方とは言えない。
5・ニューヨーク巻き
上品でエレガンスな雰囲気を醸し出せるのがこちらのニューヨーク巻き。
1周巻き+1結びで完成するのでこちらも簡単にできる。
上の画像のように結び目を上向きにして見せるか、
下向きにして隠すかで表情を変える事が可能。
また、結び目をグルっと半周させれば”バック巻き”や”スヌード巻き”と呼ばれる巻き方になります。
マフラーの柄やその日のコーデにより調整してみる事をおすすめします。
6・ピッティ巻き
年2回イタリアのフィレンツェで開催される見本市『ピッティ・イマージネ・ウオモ』にて、ファッショニスタたちがこのようなマフラーの巻き方をする事からその名がついた巻き方。
呼び方は他にも、デザイナーであるジョルジナ・フォン・エツドルフ氏が考えたとされる事から”ジョルジナ巻き”または”ジョルジオ巻き”、その他にも”ミラノ巻き”とも呼ばれてる。
マフラーを数回交差させる事により立体感ができ洒落て見える。また無地よりペイズリーやチェック柄で巻いたら華やかさもプラスされる。
ですが、名前の由来でもあるイタリアでは実際さほど見かけられない。
マフラーとストールの違いは?
世間一般では大きさによって呼び方が違うような風潮にあるマフラーとストール。
その風潮は正解でもあり間違いでもあるようです。
マフラーとは和製英語で、本来は『scarf』(スカーフ)の事を指してます。英語でも『muffler』(マフラー)はありますが、その場合のマフラーはバイクや車の消音器の事を指しているようです。
日本では一般的に縦長の防寒用の首巻きとしても使われてる言葉のようですが、どことなく「マフラーよりストールって言った方がおしゃれ」との認識で使われてる方が多いようです。
ストールもマフラーと同じように防寒用の首巻きとしても使われてるのでお互いが混合しているようですが、ストールとは本来は肩掛けの事です。
マフラーより横にも幅があり、重ねたり交差させたりするよりもそのまま使用するのが本来の使い方。その日の用途によって使い分けるのも良いかもしれません。
『マフラー巻き方6種』・まとめ
今回はマフラーの巻き方についてまとめてみました。
代表的な巻き方をまとめましたが、マフラーの巻き方は上記以外にも多々あります。というか巻き方はいくらでもアレンジが効きますので無限にあります。
マフラーの素材やデザイン、色や柄に合わせて色々と挑戦してみてはいかがでしょうか?
今回も最後までご覧いただき有難うございました。