“ジャングルファティーグの実物は時間を隔てたような…”
ジャングルファティーグジャケットってご存知ですか?
ミリタリージャケットの一種で武骨な着こなしやドレススタイルのハズしなどで着用されてる方をよくお見かけします。
“コンバットトロピカルコート”とも呼ばれてるこのジャケットには古い歴史があり、現在では実物もありますが多くのブランドからはレプリカタイプも展開されるほど人気なジャケットです。
今回はそんなジャングルファティーグについてまとめみました。
ジャングルファティーグジャケットとは?
熱帯地方の森林(ジャングル)労働(ファティーグ)がその呼び方の由来となってるジャケット。正式名称は”コンバットトロピカルコート”。1960年代前半のベトナム戦争の際にアメリカ軍に導入された戦闘服です。高温多湿の暑い熱帯地方でも大丈夫なように薄い生地で作られたのがその特徴です。
のように元々は軍服として作られたのですが、現代ではファッションとして取り扱われてます。
1st〜4thまでの概ね4つのタイプに分けられていて、前身頃比翼仕立て、4つのフラップポケットが共通の特徴です。またタイプによってはエポーレットが付いていたりカフスがアジャスタブル仕様になってるのもある。
世間一般的にファティーグジャケットと言えば、画像のような胸ポケットがスラント(斜め)になっているイメージがあると思いますが、そうじゃないのもありますので必ずしもその共通の特徴とは言えません。
実物とレプリカ
実物について
どんなアイテムであっても実物の方に興味を持つのではないでしょうか?
ジャングルファティーグの実物は時間を隔てたような”味”があるジャケットに仕上がってます。ほつれやスレ、または汚れがあったりなどとヴィンテージ感を醸し出した風合いになってます。
ですが気になるのがその価格帯です。
ジャングルファティーグジャケットは上記で記したようにかなり昔に作られたジャケットなので、実物はヴィンテージ化され高価格帯になっております。ヴィンテージと言うだけあって数もそう多くはないのですが、ただ古着屋やフリマアプリ、ミリタリーショップで探せばあります。
タイプや状態によって値段にバラツキはありますが、実物の平均は3万前後になっております。ですが、流行りの兆候がありますので今後値段が高騰する可能性は大いにあるでしょう。
ヴィンテージ感の風合いが好きな方は実物がおすすめです。
レプリカについて
昔流行ったアイテムや今回の軍モノのように現代でファッションとして取り扱われるようになったアイテムが再熱した場合には、復刻版やレプリカとして、多くのブランドが新しく展開する場合もあります。今回のジャングルファティーグもこのような流れになったのでしょう。
見た目や雰囲気は実物とさほど差はなく、きれいな状態がその特徴です。
ブランドによって値段に差はありますが、ちょっとしたデティールや現代風にアレンジされたファティーグジャケットは、レプリカであっても武骨な雰囲気を醸し出します。
古着が苦手な方や好きなブランドがある方はレプリカをおすすめします。
ジャングルファティーグジャケットの着こなしは?
ミリタリー系は武骨なイメージがあり、同系のパンツやジーンズにスニーカーといったカジュアルな着こなしに活用されがちでですが、今回のジャングルファティーグジャケットはどちらかというとドレススタイルのハズしで着こなしてる方のほうが多いようです。
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タイドアップした着こなしにハズしを加えるのに最適なファティーグジャケット。
カジュアルなドレススタイルとしての活用も◎
もちろんジーンズやチノパンといったカジュアルなアイテムとは好相性です。
『ジャングルファティーグ』・まとめ
今回は最近話題にもなっているジャングルファティーグについてまとめてみました。
実物は今後価格も上がる可能性もありますので、興味がある方は早めに購入してみてはいかがでしょうか。また他の人気ブランドからもレプリカが展開される可能性もありますのでジャングルファティーグは今後も注目のアイテムのひとつです。
今回も最後までご覧いただき有難うございました。