“そのような時期に活躍するのが秋カラーを…”
涼しい印象を与える服装がメインの夏コーデに比べて、重量感のあるシックな装いが気になる秋のコーデ。A/Wのコレクションなどが立ち上がる中、これからの季節に最適なアイテムをお探しの方も多いのではないでしょうか?
そんな秋のコーデをアイテム別で探すのではなく、色合いで表現して見るのはいかがでしょうか?
今回はそんな秋コーデを表現する最適な色合いについてまとめてみました。
秋コーデはいつから取り入れるべき?
日本では9月〜11月の季節を秋と言います。紅葉を見たり、イチョウや楓が色づいてきたのを見かけると秋を感じてきますよね。
秋コーデを取り入れるべき時期については、センスが人それぞれ違うように肌感覚も違います。大まかに言えば日が短くなってきた9月から取り入れても問題ないでしょう。
【2021】トレンドの秋カラーは?
イエロー(黄色)
パントン社の2021年カラーオブザイヤーを受賞したイエローは、ファッションウィークでも多く取り入れられていたまさにトレンドカラー。
今年の秋色トレンドにもなってるイエロー。
発色のよいイエローというか、くすんだ色合いのマスタードカラーが秋には最適です。
グリーン(緑色)
春ならパステル系のグリーンをよく見かけますが、秋ならオリーブやマラカイトグリーンなど深みのある緑がおすすめです。
小物の組み合わせで、セットアップでも差別化できる。
ブラウン(茶色)
秋の定番王道なブラウンは秋コーデに欠かせない存在ではないでしょうか?
アズーロエマローネにも使われてるようにデニムとも好相性で大人らシックな雰囲気を表現。
アズーロエマローネとは?イタリアファッションを大きく二分すると、「クラシコイタリア」と「アズーロ・エ・マローネ」というスタイルになります。クラシコイタリアとは"古典的な"または"伝統的な"との意味合いをもつイタリア人男性の着[…]
上記以外の秋カラーは?
テラコッタ
5、6年前くらいから流行り出したテラコッタカラー。
イタリア語で「焼いた土」に由来したテラコッタは、煉瓦色(れんがいろ)と表現されることもあり、”くすんだ黄みの赤”や”オレンジまで行かない茶色”のこと。
今ではアウターやトップスのみじゃなく様々な小物などのアイテムにも使われる秋のファッションカラーとして見かける機会も多くなりました。
アースカラー
秋になるとよく耳にするアースカラー。
その由来はヒッピームーブメントの影響を受けた自然志向のファッションから来ていると言われてます。
アースカラーの定義は曖昧で、”地球の大地、植物、海などの自然物をイメージした色合い”を指してます。なので、茶色、緑、青がベースとなっているのですが、近年のファッションで使われるアースカラーとは、より自然色に寄せてますので、
茶色→ベージュ、テラコッタなど
緑→オリーブ、カーキ、モスグリーンなど
青→スカイブルー、インディゴなど
と、表現した方がイメージされやすいかと思われます。
コロニアルカラー
こちらは近年トレンドにもなりつつある色合いです。
コロニアルとは”植民地”という意味合いで、17世紀頃の植民地時代の服装を連想させるスタイルから来たファッションを指してます。
ベージュやカーキ、オフホワイトなどの原色ではなく渋みが掛かった色合いが代表的で、ミリタリーテイストに活用されるのが多い。
秋カラーを取り入れるメリット
近年の異常気象により9月でもまだまだ暑い日が続く場合もあります。
そのような時期に活躍するのが秋カラーを取り入れたコーデです。素材は薄手でも色合いで秋を表現できれば、秋コーデを作り上げる事は可能です。
暑さが残る9月でも色合いで秋コーデを取り入れてみてはいかがでしょうか?
今回も最後までご覧いただき有難うございました。