“流行を抑えることも…”
体型によって似合う衣服の傾向は異なります。言い換えると、その傾向を知っていれば、自分に似合うコーディネートが可能ということです。
そう言われても”デブ“と言われる体型の男性は、自分はおしゃれと無縁と決めつけてしまう場合もあるでしょう。しかし、そのような男性でも、オシャレになれる方法はあります。
今回はそんなデブでもおしゃれになれるメンズファッションコーデの4つの要点についてまとめてみました。
1・もっとも重要なのはサイズ感
デブにだけ重要な訳ではなく、ファッション全般においてもっとも重要なのがサイズ感です。サイズ感で全体の雰囲気やかっこよさが決まると言っても過言ではありません。
ではデブの場合どのようなサイズ感に気をつければよいのでしょうか?
まず大きなサイズを選ぶことは基本的に間違いだと覚えておきましょう。体型より一回り大きいものを選べば、相対的に自分は小さく見えると思う人もいますが、しかし実際には逆であり、大きめのサイズは自分も大きく見せてしまい、さらにデブに見えてしまうのです。
パンツに関しても同様で、大きめのサイズのものを選ぶと、重心が異様に下半身に集中しているような外観になってしまいます。
しかし、近年はオーバーサイズなどの少し大きめサイズがトレンドでもありますので、多少ならゆとりがあっても良いでしょう。自分にあった塩梅でサイズ感を調整してみる事をおすすめします。
2・シルエット
シルエットに関してはひし形をベースに考えることがセオリーです。
デブの場合、お腹まわりのラインを隠すためにふんわりとした丸みのあるトップスを選ぶ人が多いです。しかし、それでは太さの印象を助長することになりかねません。お腹を衣服のユルさでカバーするのでなく、ひし形のシルエットでメリハリを付けましょう。
パンツも下に向かって絞られていくタイプがよく、靴に関してもスタイリッシュなデザインが望ましいです。
ひし形のシルエットとサイズ感はセットにして、全体のバランスを考えながら選ぶと間違いが防げる可能性は高いです。
3・色選びも重要
サイズやシルエットばかり気にしがちですが、色の選び方も重要です。
デブの場合、膨張して見える色が混じっていると太めの体型がなおさら広がって見えてしまいます。
薄いピンクなどの淡くて明るい色が代表的でしょう。また、オレンジなどの暖色系に分類される色も膨張して見やすいですし、もちろん白も同様です。
デブに見せないためには、こちらの色合いはコーディネートに含まないことが基本となります。
一方、収縮して見える色は太めの体型に適しています。
こちらはブラックなどの暗い色をイメージすると分かりやすいですね。濃いブルーなどの寒色系といわれる色も引き締まって見えます。
このように膨張色の排除と収縮色の選択がポイントになります。
ですが、このようなコーデで気を付けなければならない点もあります。
収縮色だけを意識していると、全体的に地味な色合いのコーディネートになってしまうことがあります。
それを回避するためには、アクセントを上手に取り入れてみてはどうでしょうか?
帽子やマフラーなどの小物に彩度の高い原色を差し色として使っていけば、単調なルックスになることを防ぐ事も可能です。
4・小物で気を付けるもの
ベルトやバッグなどの小物類に関しては、体型をそれほど気にする必要はありません。しかし、メガネに関しては幅の選び方に注意を払う必要があります。
顔の幅だけでなく、鼻の幅とのバランスに問題がないかチェックしてみましょう。またレンズとのバランスも大事であり、顔と比べて小さすぎるとパーティセットのような印象を与えてしまいます。
5・トレンドも取り入れて!
ここまでの心得は時代を問わないものですが、流行を抑えることも忘れてはいけません。
近年トレンドとなっているのは、先ほども記したオーバーサイズです。
数年前に流行したスキニーパンツやタイトシルエットなどの細身のタイプは、今では時代遅れとなりダサい着こなしになってしまいます。
ですが、このトレンドでもあるオーバーサイズは、もはやデブにとって有利でしょう。今までは大き過ぎるサイズ感はNGとなってましたが、そのサイズ感が今ではトレンドなっているのです。
"ダラシないや子供っぽいとの印象を..."女性のワイドパンツから始まり、トップス、アウターからメンズにまで人気が波及してきたオーバーサイズやビッグシルエットのファッション。体系がカバーできたりリラックス感があったりと現在でも[…]
このような要点さえ抑えれば、無理をしてぽっちゃりブランドの衣服だけにこだわらなくても大丈夫ですし、最先端のオシャレも取り入れたメンズファッションも実現できるでしょう。
デブでも諦めないで頑張って下さい!!
今回も最後までご覧いただき有難うございました。