ダウンジャケットの”着膨れ”問題も解決する方法5選

“ダウンジャケットのみではなく他のコーデでもいえる事なのですが…”

冬のアウターとして最適なダウンジャケット。ウールやレザー製品に比べて軽量かつ防寒にも向いていて、デザイン性が高いのもあり冬の人気アウターのひとつでもあります。

そんなダウンジャケットですが、そのほとんがボリュームがありどうしても着膨れして太って見えてしまうという難点があるようです…

今回はそんなダウンジャケットを着ぶくれしないように着こなす方法をまとめてみました。

ダウンジャケットはなぜボリュームがあるのか?

ダウンジャケットがボリューミーなのはその素材と構造が影響しているようです。

一般的にダウンジャケットの中に敷き詰めれてるその素材は、水鳥の胸の部分に生えている羽軸がないふわっとした羽毛。この羽毛の事を”ダウン”と呼びます。

ですがダウンだけだと柔らかすぎて型崩れする場合があり、そうならない為にダウンジャケットには”フェザー”が混合で使われています。

フェザーとは羽軸がある羽毛の事で弾力性があり型崩れを防ぐ役割をしてくれます。

このフェザーが約20%〜50%ほどダウンと混合してダウンジャケットの中に敷き詰められ、その羽毛と羽毛の間に空気の層を作る事によりダウンジャケットは保温性が高くなるという構造になってます。

ダウンジャケットの構造

ふわっとしたダウンとフェザー、さらには間には空気が入るのでダウンジャケットはボリュームが出てしまい着ぶくれして見えてしまうのです。

では実際に着た時に着ぶくれしないようにするにはどうすればよいのでしょうか?

ダウンジャケットを着膨れしないような着こなし5選

1・ダウンジャケットの色

ダウンジャケットのみではなく他のコーデでもいえる事なのですが膨張色を選ばないのが一番簡単な方法です。

一般的にいわれている膨張色とは白やパステルカラーなどの彩度の高い色。膨張色ではない色はその逆の暗い色。黒や紺などが代表的ですね。

ダウンジャケット

また黒はコーデに取り入れやすい色でもあるので、着ぶくれしてないように見せるには黒のダウンジャケットを取り入れるのがおすすめです。

2・ダウンジャケットのサイズ

ファッションの基本でもあるサイジング。ダウンジャケットも同じで、着ぶくれしてしまう方はサイズが大きい可能性もあります。

近年はオーバーサイズが主流になってきましたが、ダウンジャケットを大きめサイズで選んでしまいうと着ぶくれして見えてしまいます。そのためダウンジャケットはジャストサイズを選ぶ事をおすすめします。

ダウンジャケット

3・ダウンジャケットの暖かさ

当然の事ですが、寒いからといってインナーを厚手の物にしたり何枚も重ね着した場合は着ぶくれて見えてしまいます。

寒い日にそうならないためには、ダウンジャケット自体が保温性が優れてる物を選ばないといけません。

冒頭でも話した通りダウンジャケットの中にはダウンとフェザーの羽毛が混合で敷き詰められています。一部の例外もありますが、この混合した羽毛の割合でダウンが多い方がより暖かさを感じるられます。

またダウンジャケットの暖かさを数値化した”フィルパワー”というのも存在します。

「フィルパワー」とは、同じ量のダウンでも膨らみ具合が異なります。

こちらを数値化したものが「フィルパワー」で、こちらが高いほどそのダウンジャケットが暖かいといわれます。一般的には600フィルパワーがあれば十分、700フィルパワー以上あれば高品質のダウンといわれています。

フィルパワーが高いダウンジャケットは、どちらかというとタウンユース向きではなく、登山などのアウトドアなどに適しているといえます。

ノースフェイスやカナダグースなどがその有名なブランドです。

カナダグース

このようにダウンジャケット自体が高性能で暖かいのであれば、インナーを薄着で過ごす事も可能です。

4・ダウンジャケットの厚み

上記でも話したようにダウンジャケットはボリュームがあり、それが着ぶくれして見える要因でもあります。

ダウンジャケットはモコモコっとしてるイメージがありますが、近年では薄手のダウンジャケットも多く見うけられます。

その代表的なのが”インナーダウン”です。

今までのダウンジャケットといえばアウターとして活用するのが一般的でしたが、近年はインナーに薄手のダウンジャケットを取り入れる着こなしも主流になってきました。

インナーダウン

インナーダウンは薄手じゃないとカサばってしまうので取り入れられない。

このようにダウンジャケット自体が薄手の物を選べば着ぶくれを防げます

5・ダウンジャケットのコーデ

ボリュームがあるダウンジャケットにボリュームがあるパンツを合わせてしまうと、さらに着ぶくれて見えてしまいます。

ダウンジャケット

近年のパンツはワタリ幅が大きくなってきてますが、トップスにボリュームがある場合はパンツのボリュームを抑えた方がスタイリッシュにも見えます。

ダウンジャケット

薄手のダウンジャケットに細身のパンツ、色はモノトーンでまとめたら着ぶくれしているようには見えません。

『ダウンジャケットの”着膨れ”問題も解決する方法5選』・まとめ

今回はダウンジャケットを着ぶくれしないように着こなすコツをまとめてみました。

膨張色を選ばない

ジャストサイズを選ぶ

保温性が高いダウンジャケットがおすすめ

薄手のダウンジャケットもある

ボリューム×ボリュームのコーデはNG

以上になります。

寒い日に活躍するダウンジャケットは冬に必須なアウターです。よりスタイリッシュに着こなすために参考になれば嬉しいです。

今回も最後までご覧頂き有難うございました。